最近ではスポーツジムやフィットネスクラブに通わずに、自宅にホームジムを作る方も増えてきました。
そんなホームジムに設置するマシンの中で、最も人気のあるマシンがパワーラックです。
そこで今回はフィットネス用品店店長として4年間働いた筆者が、厳選したパワーラックを5つご紹介します。
「ホームジムにパワーラックを設置しようかな…」と検討されている方は必見です。

フィットネス用品店の店長として4年間働いていました!
これまで個人はもちろん、パーソナルジムやフィットネスクラブのマシン販売・設置を行ってきました。
今回は、その経験を生かしてホームジム作りにおすすめのパワーラックを5つ紹介します!
パワーラックは初心者から上級者までおすすめの器具

パワーラックはホームジムに設置するマシンの中で、最も人気のある器具です。
パワーラックが人気である理由は「スクワットやベンチプレスなど、様々な種目を1台で行えるから」です。
トレーニングの基本種目である『ビッグ3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)』をパワーラック1台で行うことが可能です。またビッグ3以外にも、腕や背中のトレーニングも行うことができます。
パワーラックは、初心者から上級者まで幅広い層に適したマシン器具なのです。
パワーラックを選ぶ際の5つのポイント
パワーラックを購入する際には、いくつかのポイントを抑えておく必要があります。
単純に見た目や価格で選んでしまうと、買った後に後悔してしまう可能性があるので、必ず以下のポイントを理解したうえで、購入するようにしましょう。
- パワーラックの本体サイズに着目する
- 部屋のサイズを確認しておく
- セーフティーバーはワンタッチ式のものがおすすめ
- 高重量トレーニングをするなら耐荷重量にも注意する
- 組立は2人以上でする
それでは順に解説していきます。
パワーラックの本体サイズに着目する
まずは、パワーラックの本体サイズを確認しましょう。
特にパワーラックは、2mを超える高さがあるものが多いです。そのため部屋の天井高が2m以下の場合は、設置自体が困難になります。
目安として天井高より、最低でも10cm以上の余裕があるパワーラックを選択しましょう。天井高ギリギリのサイズのパワーラックだと、設置は可能でも組立が出来ない可能性があるからです。
部屋のサイズを確認する
パワーラックを購入する場合は、必ず部屋のサイズを前もって確認する必要があります。
天井高はもちろん、部屋の全長も確認しておきましょう。
パワーラックを設置する場合は、同時にバーベルバーも購入するはずです。パワーラックに設置できるバーベルバーは、最低でも1.8m以上の長さになります。
つまり部屋の全長が1.8M以下しかないと「パワーラックを設置したのに、トレーニングができない…」ということになってしまうので注意しましょう。
セーフティーバーはワンタッチ式のものがおすすめ
パワーラックのセーフティーバーには『取り外し式』と『ワンタッチ式』の2種類のタイプがあります。
価格は少し高くなりますが、ワンタッチ式の方が、圧倒的におすすめです。
ワンタッチ式だと取り外す手間がないため、よりスムーズにトレーニングを行うことができます。
また取り外し式と違って、音も発生しないので夜間のトレーニングにも適しています。
高重量トレーニングをするなら耐荷重量にも注意する
100kgを超えるような高重量トレーニングをしたい方は、パワーラックの耐荷重量にも着目しなければなりません。
特に10万円以下で購入できるパワーラックを選択する際は注意が必要です。耐荷重量が100kg以下のパワーラックもあるので、これだと100kgを超える高重量のトレーニングには絶対に耐えられません。
高重量トレーニングを行いたい方は『耐荷重量250kg以上のパワーラック』を選ぶのをおすすめします。
やや値段は張りますが、安全にトレーニングをするためにも、耐荷重量には妥協しないようにしましょう。
組立は2人以上でする
パワーラックを『楽天』や『amazon』などのネットショップで購入した場合は、必然的に組立は自分で行うことになります。
パワーラックの組立で注意すべきは「絶対に組立を1人で行わないこと」です。
組立自体は難しくはないですが、パワーラックの天板をはめる時は非常に危険です。天板をはめる時に万が一転んでしまうと、間違いなく怪我をします。
特に今までマシンの組立経験が無い人は、絶対に家族や友人に組立作業を手伝ってもらうようにしましょう。
どうしても組立を手伝ってくれる人が居ない場合は、専門ショップで組立作業を依頼するのが無難です。
おすすめのパワーラック5選
本題である『おすすめのパワーラック』をご紹介していきます。
最近では多くのメーカーがパワーラックを発売していますが「とりあえず安いから」といって適当に選んでしまうと、思わぬトラブルが発生してしまう可能性もあります。
ここで紹介する以下の5つのパワーラックは、品質も評判も良いものばかりです。ぜひ参考にしてみて下さい。
- TUFFSTUFF:CPR-265 パワーラック
- POWERTEC:WB-PR19 パワーラック
- IROTEC:マルチパワーラック
- WILDFIT:パワーラックPRO
- BULL:パワーラック
それでは順に解説していきます。
TUFFSTUFF CPR-265 パワーラック

アメリカの大手マシンメーカー『TUFFSTUFF(タフスタッフ)』が製造・販売している家庭用パワーラックとなります。
家庭用パワーラックの中で品質と人気はダントツです。
高重量トレーニングにも耐える頑強なフレームに加え、ワンタッチ式でセーフティバーを移動することが出来るので『品質重視』でパワーラックを選ぶなら、これ一択だと思います。
RIZAPをはじめ、多くのパーソルジムでも導入されており、品質は折り紙付です。
サイズ | 幅130×奥行145×高213(cm) |
本体重量 | 99kg |
耐荷重量 | メーカー非公表 |
価格(税込) | 203,500円 |
POWERTEC WB-PR19 パワーラック

海外のマシンメーカー『POWERTEC(パワーテック)』が発売する家庭用モデルのパワーラックです。
最大の魅力は『耐荷重性能』にあります。なんと『最大耐荷重454kg』と、パワーラックの中ではトップクラスの耐荷重性能です。
またラック上部には『マルチチンニングバー』も搭載されており、懸垂トレーニングも同時に行うことが可能です。
黒色でコーティングされたフレームが非常にカッコいいのも魅力。機能性とデザイン性の両方を兼ね揃えた人気のパワーラックです。
サイズ | 幅127×奥行129×高さ210(cm) |
本体重量 | 97kg |
耐荷重量 | ラック:454kg、チンニング・ディップスバー:180kg |
価格(税込) | 143,000円 |
IROTEC パワーラック V-MAX

トレーニング機器ブランド『IROTEC(アイロテック)』が発売しているパワーラックになります。
価格は『61,050円(税込)』と非常にコストパフォーマンスに優れているのが魅力。フレームも頑強なので、高重量トレーニングも十分に行えます。
「コスパも品質も妥協したくない!」という方におすすめです。
サイズ | 幅115×奥行114×高さ210(cm) |
本体重量 | 90kg |
耐荷重量 | メーカー非公表 |
価格(税込) | 61,050円 |
WILDFIT パワーラックPRO

日本のフィットネス器具ブランド『WILDFIT(ワイルドフィット)』が発売しているパワーラックになります。
デザインや造りはシンプルですが、価格が『50,500円(税込)』とコストパフォーマンスが抜群です。
5cm間隔でセーフティーバーとバーベル台の高さを変えることも可能。シンプルで非常に使い易いパワーラックです。
ただし耐荷重量が150kgなので高重量トレーニングをしたい方には、やや不向きです。
「出来るだけ費用は抑えてパワーラックを買いたい!」という方におすすめです。
サイズ | 幅118×奥行101×高さ203(cm) |
本体重量 | 51kg |
耐荷重量 | ラック:150kg、ディップス:80kg、チンニング:120kg |
価格(税込) | 50,500円 |
BULL パワーラック

日本発のトレーニングブランド『BULL(ブル)』が発売しているパワーラック。
最大の魅力は、超高重量トレーニングにも耐える頑強なフレームです。
BULLは『パワーリフティングアスリート』をターゲットにしたブランドなので、高重量トレーニングにも耐えられる材料(建築用鋼材SS400)を使用してパワーラックも製作されています。
また国産ブランドということで、日本人の骨格に合わせた造りなので、非常にトレーニングがしやすいのも特徴です。
『パワーリフター』や『ボディビルダー』などの高重量トレーニングを行う方におすすめのパワーラックとなります。
サイズ | 幅170×奥行170×高さ226(cm) |
本体重量 | 310kg |
耐荷重量 | メーカー非公表 |
価格(税込) | 462,000円 |
パワーラックを購入するならフィットネスショップがおすすめ

「パワーラックをネットショップで購入したいけれど、楽天やamazonは何となく不安…」という方もいらしゃるのではないでしょうか。
そんな方は『フィットネスショップ』でのマシン購入がおすすめです。
大手スポーツクラブ・ゴールドジムを運営する『株式会社THINKフィットネス』が運営する専門ショップなので信頼が持てます。
今回紹介した商品の中では『TUFFSTUFF:CPR-265 パワーラック』と『POWERTEC:WB-PR19 パワーラック』が購入可能です。
さらに公式ネットショップでの購入なら『送料無料』でパワーラックを購入することも可能。組立スタッフも派遣してくれます(別途料金が必要)。
フィットネスショップ公式
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パワーラックは、ホームジムには欠かせないマシンです。
これからホームジムに設置するパワーラックの購入を検討されている方は、今回ご紹介した中から、自分に合ったパワーラックをピックアップしてみてください。
またFitLabでは、読者の方からの関する質問や相談を『無料』で受け付けています。ホームジム作りはもちろん、フィットネス関連の質問ならば何でもお答えします。
もしご質問やご相談があれば問い合わせフォームからお気軽にお伝えください。
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