ホームジムを作るのにかかる費用は?マシンの種類別に価格も解説

ホームジム

ホームジムを作るには、どのくらいの費用がかかるの?

上記のお悩みをお持ちではありませんか?

今回はフィットネス用品店の元店長である筆者が『ホームジムを作るのにかかる費用』について詳しく解説。

種類別のマシン価格や、ホームジム作りにかかるその他の費用についてもお話しします。

これからホームジム作りを検討されている方は、必見です。

ホームジムとは?

ホームジムとは、その名の通り『自宅のトレーニングジム』のことです。

フィットネスクラブなどに通うのではなく、空き部屋やガレージにマシンを設置して自分だけのジムを作ります。

ジムまでの移動時間を節約したり、他人の目を気にすることなくトレーニングが出来るので、最近ではホームジムを作る人も増えてきました。

月会費なども発生することが無いので、初期費用こそかかりますが、長期的に見ればジムに通うよりも割安です。

また下記の記事では『ホームジムの作り方』について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

ホームジム作りにかかる費用

ホームジム作りにかかる費用は、総額で30万円〜100万円が相場と言われています。

以下では、費用の細かい内訳について解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

マシン本体の費用

ホームジムを作るなら、まずマシンを購入することが必須です。

マシンの本体費用は種類によっても大きく異なります。

安価なもので1台あたり5万円ほど。高いものであれば1台100万円を超えるマシンもあります。

当然ですが、設置するマシンが多いほど費用も高くなるでしょう。

送料・組立設置費

マシンを購入すれば、送料・組立設置費が発生します。

メーカーによっては送料無料で配送してくれる場合もありますが、組立設置費は必ず発生するでしょう。

また送料・組立設置費は地域によっても異なります。

マシン購入時には、必ず送料・組立設置費をチェックしておきましょう。

組立設置費を節約したいなら、自身で組立を行うことにあります。
ただし大型マシンの組立は難易度が高いので、不安であれば業者に依頼しましょう。
また一人で組立を行うことは危険なので、複数人で組立を行うのがベストです。

工具購入費

マシンを自身で組み立てる場合は、工具を購入する必要があります。

以下はマシンの組み立てに必要な工具の一覧と価格です。

工具名使用用途価格
ラチェットレンチ+ソケット(各口径)ボルト締め3,000円〜10,000円
アジャスタブルレンチボルト締め1,000円〜5,000円
六角レンチボルト締め500円〜2,000円
プラスドライバーボルト締め500円〜2,000円
カッター梱包開封時500円〜2,000円
ラバーマレット
(ゴムハンマー)
緊急事に使用1,000円〜5,000円
シリコンスプレーメンテナンス用1,000円〜2,000円

もちろん既に所有している工具があれば、購入する必要はありません。

また100円ショップなどで販売されている工具は、使用しないのがおすすめ。

安価な工具はマシンを痛めてしまい組立作業に支障を及ぼす可能性があります。

必ずホームセンターなどで、品質の担保された工具を購入しましょう。

種類別ホームジムマシンの価格

種類別に、マシンの価格を紹介していきます。

マシンは、種類が同じでもブランドによって価格が大きく異なるのが特徴です。

ここでは、ホームジムに導入することが多い代表的な8つのマシンをピックアップしました。

それぞれの価格を参考に、どのマシンを導入するのか検討してみてください。

1.パワーラック

パワーラックは、ホームジムを作る方の多くが導入する人気マシンです。

相場は『6万円〜15万円』となっています。ブランドによって価格が大きく違うのが、パワーラックの特徴です。

品質もブランドによって大きく異なり『安定感』や『使い易さ』にかなりの差があります。

特に高重量種目でのスクワットなども行いたい方は『耐荷重量』が大きいパワーラックがおすすめです。

2.バーベル

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ホームジムにパワーラックの設置を検討されている方は、バーベルの購入は必須です。

バーベルは『口径28mm』と『口径50mm』の2種類が存在します。

一般的なスポーツジムに設置されているバーベルは、口径50mmのタイプです。

相場は28mmタイプで『3,000円〜15,000円』、50mmタイプで『50,000円〜150,000円』です。

圧倒的に50mmタイプの方が高額ですが、耐荷重量が圧倒的に優れています。

本格的な高重量トレーニングをしたい方は、50mmタイプがおすすめです。

3.プレート

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プレートもバーベルと同じく、フリーウェイト器具を設置したい場合には必需品となります。

プレートはバーベルの口径に応じて種類を選択する必要があります。

バーベルバーと同じく28mm口径か50mm口径で価格も大きく異なるのがポイント。

28mmプレートなら1枚あたり1,000円〜10,000円。50mmプレートなら2,000円〜20,000円程です。

4.ラバーマット

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ホームジムを作る際に、ラバーマットは必需品とも言えます。

ラバーマットの相場は一枚あたり『2,500円〜10,000円』です。材質や厚みによって、値段は異なります。

また厚みは1cm〜1.5cmのものを選ぶのがおすすめです。

またラバーマットは、厚みがあるほど良い訳ではありません。

あまりにも厚みがありすぎると、スクワットなどで踏ん張った際に沈んでしまうので、注意が必要です。

5.アジャストベンチ

アジャストベンチ(角度調整ができるトレーニングベンチ)も、ホームジムには欠かせません。

アジャストベンチの相場は『20,000円〜100,000円』です。

ただし1万円以下のアジャストベンチを購入するのは、注意が必要です。あまりにも重量が軽いベンチを選択してしまうと、トレーニング中にベンチが動いてしまう可能性があります。

最低でも20kg以上の重量があるベンチを選択しましょう。

6.ダンベル

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ダンベルもホームジム作りには欠かせないアイテムです。

相場は『7,000円〜120,000円』です。

ダンベルには、プレートを自分で付け替える『着脱式ダンベル』とワンタッチで重さを変えられる『可変式ダンベル』の2種類があります。

コスパ重視なら着脱式ダンベル。機能性で選ぶなら圧倒的に可変式ダンベルがおすすめです。

7.ランニングマシン

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ホームジムで有酸素運動をするなら、ランニングマシンの設置がおすすめです。

相場は『50,000円〜300,000円』となっています。

ランニングマシンは価格によって品質が全く異なるのが特徴です。

1万円〜3万円のランニングマシンも存在しますが、正直おすすめしません。走行スペースが狭いので危険ですし、クッション性能も今ひとつなので膝を痛めてしまうリスクもあります。

可能であれば、10万円以上の品質が高いランニングマシンを選ぶようにしましょう。

8.エアロバイク

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ランニングマシンと同様に、ホームジムでの有酸素運動に適しているのが、エアロバイクです。

相場は『20,000円〜80,000円』です。

エアロバイク選びでは、本体重量に着目する必要があります。価格は安くても重量が軽すぎるものは、安定感に欠けるのでNGです。

可能であれば本体重量が30kg以上のものを選びましょう。値段はやや高いですが、安定感もあり、長時間漕いでもストレスがありません。

ホームジム作りの費用を抑える5つのポイント

ホームジムの費用を抑えるための方法を解説します。

非常に初期費用がかかるホームジム作りですが、下記の5つを意識するだけで、大幅に費用を抑えることができる場合もあります。

  • 高重量トレをしないなら、少し安めのマシンを選ぶ
  • ネットショップで購入すれば送料が無料に
  • 組立を自分で行う
  • メルカリなどのフリマを使う
  • 分割払いを使用する

それでは順に解説していきます。

高重量トレをしないなら、少し安めのマシンを選ぶ

100kg以上の高重量トレーニングをしない方ならば、やや安めのマシンを購入することも選択肢のひとつです。

基本的に安いマシンの耐久性はあまり高くありません。

本体重量も軽いケースが多いので、怪我をするリスクもあります。

ただし扱う重量が軽い場合は『安くて軽いマシン』でも十分にトレーニングを行うことが可能です。

どうしてもホームジムを作りたいけど、お金がない…」という方は、高重量トレーニングは諦めて、安いマシンで軽重量トレーニングをすることをおすすめします。

ネットショップで購入すれば送料が無料に

送料を無料にしたい方は、ネットショップでのマシン購入がおすすめです。

専門ショップは『見積もり対応』や『アフターメンテナンス』のサービスが充実している代わりに、ほとんどのお店はマシン購入に送料が発生します。

反対にネットショップでは、競合に勝つため、多くのブランドが送料を無料にしています。

ただしネットショップでマシンを購入した場合、配送方法を選ぶことができません。

玄関先で巨大なマシンをそのまま置かれる場合もあるので、注意が必要です。

組立を自分で行う

組立を自分で行うことも、マシンの費用を節約する有効な手段です。

前述した通り、業者にマシンの組立を依頼すると『20,000円〜100,000円』の費用が発生します。

もちろん組立を自分で行えば、組立費用を全て無料にすることができます。

ただし大型のマシン(パワーラックなど)を組み立てる時は注意が必要です。必ず2人以上で組立を行うようにしましょう。

特に今までマシンの組立経験が無い方は、複数人で組立を行うことをおすすめします。

VIVO
VIVO

組立に自信がないのであれば、迷わず業者に依頼しましょう

メルカリなどのフリマを使う

マシンを購入する場所は、何も専門ショップやネットショップにこだわる必要はありません。

最近では不要になったマシンを処分するために、メルカリなどのフリマに中古マシンが出品されていることもあります。

場合によっては新品定価の『10分の1』程度でマシンを購入することも可能です。

ただし大型のマシンをフリマで購入する場合は、必ず現品を購入する前に確認するようにしましょう。

出品者によっては『不良品』を販売している場合があるので注意が必要です。

分割払いを使用する

クレジットカードなどの分割払いを使用することで、一度に請求される費用を分割することが可能です。

ただしクレジットカードでの分割払いを行う際には、金利に注意しましょう。

あまりに分割回数を多くすると、かなりの金利が発生する場合があるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は『ホームジム作りにかかる費用』というテーマで解説しました。

ホームジム作りは初期費用こそ多額にかかりますが、長い目で見ればスポーツジムに通うよりも遥かに経済的です。

今回お話しした内容を参考に、ぜひホームジム作りを検討してみてください。

またFitLabでは、読者の方からの関する質問や相談を『無料』で受け付けています。ホームジム作りはもちろん、フィットネス関連の質問ならば何でもお答えします。

もしご質問やご相談があれば問い合わせフォームからお気軽にお伝えください。

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