「ジムのトレーナになろうと思っているけど、どんな仕事なの?」
上記の疑問をお持ちでないですか?
今回は大手スポーツジムの正社員として4年間働いた筆者の経験を元に『ジムのトレーナー』について解説。この記事を読むことで、ジムのインストラクターになった場合、どのような仕事をするのか具体的にイメージができるようになるはず。
これから『ジムのトレーナーになりたい方』は必見です。
ジムのインストラクターとは?

ジムのインストラクターとは、その名の通り『ジムでのインストラクター(指導者)』を指しています。
仕事内容の詳細については後ほど解説しますが、スポーツジムの利用者にトレーニング指導をすることが主な仕事です。
就業先は主に『総合型フィットネスクラブ』や『スポーツジム』になります。最近だと『パーソナルジム』や『24時間ジム』も就職先として増えてきていることも特徴です。
どの営業スタイルのジムに就職するかによって仕事内容も大きく変わりますが、ここではフィットネスクラブやスポーツジムのインストラクターの仕事内容について解説していきます。
ジムのインストラクターの仕事内容
早速、本題である『ジムのインストラクターの仕事内容』について解説していきます。
筆者はこれまで3社(内1社は正社員として)のスポーツジムで働いてきました。そこで実際に経験したことを元にジムのインストラクターの仕事内容についてお話します。
主にジムのインストラクターの仕事は下記の5つです。
- トレーニング指導
- スタジオ・プールプログラムの指導
- ジムの入会・見学の案内
- ジム内の清掃
- ジムのオープン・クローズ業務
トレーニング指導

利用者のボディメイクを指導することが、ジムインストラクターの仕事です。
ジム内を巡回しながら利用者に声かけを行い、正しいトレーニングフォームなどを指導していきます。理論に基づいた、説得力のあるアドバイスを行うことが大切です。
またジムによっては『トレーニングメニューの作成・提案』を行うこともあります。『入会したばかりの会員』や『メニュー作成を要望する利用者』が対象になることが多いです。
利用者の中にはトレーニングに詳しい方も多いので、そういった『レベルの高い要望』に答えられるだけのスキルと指導力も必要です。
スタジオ・プールプログラムの指導
スタジオやプールプログラムの指導を行うことも、ジムインストラクーの仕事のひとつです。
スタジオやプールのプログラムを指導するかは、ジムによって異なります。大型のフィットネスクラブの場合は、ほとんどのインストラクターがプログラム指導を行っています。
スタジオプログラムの指導を行うには、スキルが必要なので誰でもできる訳ではありません。しっかりと研修を行った後に、担当を任されることになります。
またジムによってはプログラムを担当することで『インセンティブ』が発生することも。より高い給料を目指すならプログラム指導を行うことがおすすめです。
ジムの入会・見学の案内
ジムの入会・見学の案内を行うことも、ジムインストラクターの仕事です。
新規入会希望の方や、ジムに興味があって見学を希望する方の案内を行います。
ジムの売上に直結する業務なので、非常に責任の大きい仕事です。下手な案内を行えば、新規会員の獲得を逃すことになってしまいます。
短時間でジムの魅力をお客様に伝えるコミュニケーション能力が求められます。
ジム内の清掃

ジム内を清掃し、綺麗にすることもジムのトレーナーにとって大切な仕事のひとつです。
ジムエリアはもちろん、ロッカールームやトイレなど非常に多くの場所を隅々まで綺麗にしておく必要があります。
ジムにとって『清潔感』はとても大切な要素です。ジム内が汚ければ、利用者からクレームを受けるだけでなく、ネットの口コミ評価などにも悪影響を与えます。
スポーツジムやフィットネスクラブにとって『清掃』は売上に直結する業務なのです。
ジムのオープン・クローズ業務

勤務シフトにもよりますが、ジム内のオープン(開店)とクローズ(閉店)業務を行う場合もあります。
特に大型の総合型フィットネスクラブでは、『プール・スタジオ・ジム』など様々なエリアを少人数で担当しなければなりません。
オープン・クローズ業務には平均で1時間ほど要するので、想像以上にハードな業務です。
ジムのインストラクターの仕事がおすすめな人
次に「どのような人がジムのインストラクターに適正なのか」について解説していきたいと思います。
仕事内容を踏まえて、ジムインストラクターに適正な人はどんな人なのかを筆者なりに考察してみました。ぜひ自分自身が当てはまるかをチェックしてみてください。
筆者が考える『ジムインストラクターの仕事がおすすめな人』は、以下の通りです。
- ボディメイクが好きな人
- 人に指導することが好きな人
- 勉強熱心な人
- 気配りができる人
- コミュニケーション能力が高い人
それでは順に深堀していきます。
ボディメイクが好きな人

ジムのインストラクターに最も必要な要素は「ボディメイクが好きなどうか」です。
ジムインストラクターにとって最大の仕事は「利用者のボディメイクをサポートし、目標を達成してもらうこと」です。
自分が指導した利用者がボディメイクを成功させ、幸せを感じてもらうことがインストラクターにとって最大の『やりがい』と言えるでしょう。
ただし他人に指導する前に、まずは自分自身が『ボディメイクのスペシャリスト』になる必要があります。この点で、ボディメイクが元から好きで取り組んでいる人は適正があると言えます。
人に指導することが好きな人

ジムインストラクターの最大の仕事は『他人にボディメイクなどを指導すること』です。
ボディメイクが好きであることは非常に大切ですが、その上で「人に指導することが好きか」ということも重要になってきます。
『ボディメイクが好き=人に指導することが好き』ということでは無いことも覚えておきましょう。
筆者は多くのトレーナーを指導してきましたが、ボディメイクは好きでも人に指導することは苦手な人をたくさん見てきました。
『人に何かを伝えるのが好き』という人は、非常にトレーナーに適正がある人だと思います。
勉強熱心な人

『勉強が好きで、自ら学べる人』はジムのトレーナーとしても非常に適正のある人です。
ボディメイクなどを指導するためには、大前提として非常に豊富な知識を有しておく必要があります。『解剖学・運動生理学・栄養学』など非常に幅広い分野に精通しておく必要があるのです。
しかも現代では、次々に新しい情報が発信されています。それらの情報をいち早くキャッチし、学ぶ姿勢が求めれているのです。
気配りができる人

ジムのインストラクターにとって『気配り』は非常に大切な要素です。
「ジム内が汚れていないか」「会員さんのモチベーションはどうか」など様々な点に気を配る能力が求めれます。
筆者の同僚でも『知識や指導力に長けているだけの人』はたくさんいました。しかし他人に対して気配りが出来なかったり、変化に敏感に気付けない人は、残念ながらインストラクターとして絶対的な評価を得ることはできません。
反対にボディメイクの知識はあまりなくても、他人や周りの環境に気配りができる人は、会員さんからも仲間からも高い評価を得ることができます。
『色々なことに気付き、気配りができる能力』がジムのインストラクターに求められる重要な能力です。
コミュニケーション能力が高い人

ジムのインストラクターにとって『コミュニケーション能力』は必須の要素です。
「いかに会員さんと友好な関係を築けるか」がインストラクターにとっての評価に直結してきます。
『実績や指導力』はもちろん必要ですが、大前提としてお客さんとコミュニケーションを円滑に取る必要があるのです。
「ボディメイクは好きだが、人と話すことが苦手」ではインストラクターとして活躍できないことは覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は『ジムのインストラクターの仕事内容』について詳しく解説しました。
この記事を参考に「自分はジムのインストラクターに向いているのか?」を判断することができたのではないでしょうか。
ジムのインストラクターは大変ですが、同時にやりがいのある仕事でもあります。ぜひ皆さんが、インストラクターの仕事に就き、大成されることを筆者も願っています。
またジムのインストラクターになりたいなら『ラスタイルアカデミー』を利用するのもおすすめ。トレーナーの養成スクールなので、これからレベルの高いトレーナーを目指す方にはピッタリです。
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