「パワーグリップって色々あるけれど、どれを選んだらいいんだろう?」
上記でお悩みではありませんか?
最近では国内外の数あるフィットネスブランドが多種多様なトレーニングギアを発売しています。そのためパワーグリップだけで百種類以上もの商品が出回ってるのが現状です。
そこで今回は『ボディビルダー・元フィットネス用品店店長』である筆者が「おすすめのパワーグリップ」をご紹介。パワーグリップの効果と選び方についても解説します。
パワーグリップの効果

パワーグリップの効果は『握力の補助を行うこと』にあります。
チンニングやラットプルダウン時の握力をサポートし、指や前腕に余計な負荷がかかることを防止。パワーグリップを使用することで、指や前腕の筋肉の動員を最小限にできるので、背中の筋肉のみに負荷を与えることができます。
ちなみに筆者は、パワーグリップ無しで背中の筋トレは行いません。それほどにトレーニーにとって、パワーグリップは『背中の筋トレの必須アイテム』で効果も高いのです。
パワーグリップの選び方
ここでは『パワーグリップの選び方』について詳しく解説していきたいと思います。
特に初心者の方は「パワーグリップってどうやって選べばいいの?」という疑問をお持ちなのではないでしょうか。
商品によって様々な特徴があるのは事実ですが、今回ご紹介する以下の3つのポイントを意識しておけば『不良品』を選ぶリスクは避けられるはずです。
- グリップ力に優れているか
- ベロの長さに注目する
- ジャストサイズよりもやや大きめがおすすめ
それでは順に深堀していきます。
グリップ力に優れているか

パワーグリップを選ぶうえで「グリップ力がどれだけ優れているか」ということが最も大切な要素です。
どれだけコスパが良くてデザインに優れていても、グリップ力が弱くては、握力のサポートを十分に行うことができません。
グリップ力に関しては、明確な数値で表されているわけではありませんが『ラバー素材』のパワーグリップは、比較的にグリップ力が高い商品と言えます。
ベロの長さに注目する

パワーグリップを選択する際には『ベロの長さ』にも注目しましょう。
バーベルやダンベルに巻きつける部分の『ベロ』が短いパワーグリップは、手のひらで握り込める面積が狭いため、使いにくい傾向にあります。
ネットショップでは分かりにくいため、当サイトなどの評価を参考にしてみてください。もちろん実店舗で購入する場合は、実際に試着して確かめてみましょう。
ジャストサイズよりもやや大きめがおすすめ
パワーグリップを選ぶ際には『やや大きめサイズ』を選択するようにしましょう。
例えば、自身の『手首サイズ17cm』とします。購入を検討している商品が『Sサイズ=16cm』『Mサイズ=17cm』を規定サイズとしているならば、この場合は迷わず『Mサイズ』を選択してください。
理由は「ジャストサイズのパワーグリップは、高重量種目の際に手首を締め付けられるから」です。さらにサイズが小さいと、握れるベロの面積も小さくなり、使いずらいのです。
おすすめのパワーグリップ6選
本題である『おすすめのパワーグリップ』をご紹介していきたいと思います。
ちなみにここで紹介するパワーグリップは「全て筆者が実際に費用した経験のあるもの」のみをピックアップしました。筆者の経験と商品知識から、厳選したもののみを紹介しているので、安心してください。
今回ご紹介するパワーグリップは以下の6つです。
- ゴールドジム・パワーグリッププロ
- Schiek(シーク)・アルティメイトグリップ
- Cobra Grips・コブラグリップス
- ハービンジャー・リフティンググリップ
- ゴールドジム・パワーグリップクラシック
- AZLIV・パワーグリップ
それでは順に解説していきます。
ゴールドジム・パワーグリッププロ

パワーグリップ選びに迷っているなら、正直このパワーグリップ一択です。
まずベロが他商品に比べて圧倒的に長い。筆者はこのパワーグリップを使用して5年ほどですが、どの種目でも『使いずらい』と感じたことは一度もありません。
そして最大の魅力は『グリップ力に優れている』ということ。とにかくベロのラバー素材のグリップ力が素晴らしく、全く滑りません。
「とにかく最高のパワーグリップが欲しい!」という方は、この商品一択です。
・グリップ力が抜群に高い。全く滑らない
・他のパワーグリップに比べてベロが長い。どんな種目でも使いやすい
・耐久性も抜群。筆者は3年目だが、まだまだ使える。高重量種目も問題なし
・最高品質のパワーグリップをお求めの方に
Schiek(シーク)・アルティメイトグリップ

海外のトレーニングギアブランド『Schiek(シーク)』が発売しているパワーグリップ。
グリップ性能が非常に高く、質感も柔らかいため、どんな種目でもフィット感があって使い易いです。
また厚手のゴムを2重構造にして製作されており、耐久性が高いことも特徴。デッドリフトやベントオーバーローイングなどの高重量種目でも安心して使用することができます。
カラーバリエーションも『ブラック・レッド・ブルー・ピンク』の4色展開でデザインもオシャレ。国内外問わず、人気のパワーグリップです。
・海外のトレーニングギアブランド『Schiek(シーク)』が製作・発売
・グリップ性能・フィット性が高く、どんな種目でも使い易い
・特殊な2重構造で耐久性も高い。高重量種目でも安心して使える
・『ブラック・レッド・ブルー・ピンク』の4色展開。デザインもオシャレ
Cobra Grips・コブラグリップス

トレーニングの本場アメリカで生まれたパワーグリップになります。
人間工学的に設計された特殊な形状のベロは、非常に扱い易い設計になっています。特に手が小さい方には非常におすすめ。
また5,000円以下で手に入るコストパフォーマンスながら、グリップ力・耐久性など一通りのスペックも高いパワーグリップです。
カラーバリエーションも10種類以上あるのも、魅力の一つです。
・トレーニングの本場アメリカで生まれたパワーグリップ
・人間工学的に設計された形。手が小さい方でも扱い易い
・5,000円以下で手に入る。コスパ良し
・グリップ力・耐久性ともに十分なスペック
・カラーは10種類以上。バリエーション豊富
ハービンジャー・リフティンググリップ

本場アメリカのトレーニングブランド『ハービンジャー』が発売しているパワーグリップになります。
パワーグリップの中でも珍しい『コットン』素材を採用しており、他のラバータイプのパワーグリップと比べて、やや柔らかいのが特徴です。
素材が柔らかいためグリップ力は他製品に比べやや劣りますが、非常に巻きつけ易いのが魅力。トレーニング初心者や女性の方でも、扱い易いパワーグリップです。
価格も4,000円以下と、手頃な値段で購入することができます。
・本場アメリカのトレーニングブランド『ハービンジャー』が発売
・『コットン』素材を採用。素材が柔いので、巻きつけ易い
・初心者や女性の方におすすめ
・ややグリップ力には欠けるが、使い易い
・お値段は4,000円以下と、パワーグリップの中ではトップクラスのコスパ
ALL OUT パワーグリップ プロ

日本代表ボディビルダー浅野喜久男氏とNPCJノービスチャンピオン佐藤美幸氏が監修したパワーグリップです。
300kg以上の重量にも耐えられる耐久性能とラバー素材でグリップ力も申し分ありません。トレーニング初心者から上級者まで、あらゆる層におすすめできるパワーグリップです。
最初はやや『素材が硬い』という印象がありますが、使いこんでいけばフィット感も出てきます。ベロも長いので、あらゆる種目に対応することが可能。
お値段も3,000円以下と、コストパフォーマンス抜群です。
・日本代表ボディビルダー浅野喜久男氏とNPCJノービスチャンピオン佐藤美幸氏が監修
・300kg以上の重量に耐えられる耐久性能と高いグリップ力が魅力
・最初はやや硬いが、使うほどに馴染んでくる
・ベロの長さも十分。あらゆる種目に対応できる
・価格は3,000円でコスパ抜群
AZLIV・パワーグリップ

AZLIV・パワーグリップは、日本のトレーニングギアメーカー『株式会社AZLIV』が開発した商品です。
AZLIVのパワーグリップは独自の特殊コーティング仕様で作られています。既製品の多くはラバー素材で酸化しやすく傷みやすい素材。そのため数ヶ月で酸化し始め、白っぽく変色し劣化してしまいます。AZLIVのパワーグリップは、特殊コーティングを使用しゴムの劣化が少なく、傷や汚れにも強く、より耐久性に優れているのが最大の魅力です。
またお値段も4,500円と手に取りやすい価格となっています。「コスパ良し・品質良し」のパワーグリップです。
・日本のトレーニングギアメーカーが作成した国産品
・特殊コーティングで劣化しにくく、耐久性も抜群
・立体構造で安定したグリップ感を実現
・ナイロン製のセテッチで高強度。ステッチは赤色でオシャレ
・価格4,500円でコスパ良し
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は『おすすめのパワーグリップ』ということで、筆者がおすすめするパワーグリップを5つご紹介してみました。
『ボディビルダー』としての経験と『フィットネス用品店元店長』の知識から厳選した商品をピックアップしたので、パワーグリップ探しをされている方は、ぜひ参考にしてみてください。
またFitLabでは、読者の方からのボディメイクやジムに関する質問や相談を『無料』で受け付けています。もしご質問やご相談があれば問い合わせフォームからお気軽にお伝えください。
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