「トレーニングベルトって色々あるけれど、どれを選んだらいいんだろう?」
上記でお悩みではありませんか?
最近では国内・海外の数あるフィットネスブランドが多種多様なトレーニングギアを発売しています。そのためトレーニングベルトだけで何百数類もの商品が出回ってるのが現状です。
そこで今回は『ボディビルダー・元フィットネス用品店店長』である筆者が「おすすめのトレーニングベルト」をご紹介。トレーニングベルトの効果と選び方についても解説します。
トレーニングベルトの効果
まずはトレーニングベルトが持つ効果について解説します。
トレーニングベルトを装着することによって、得られる効果は主に以下の3つです。
- 怪我を防止する
- フォームが安定する
- 最大挙上重量が向上する
それでは順に解説していきます。
怪我を防止する
トレーニングベルトをすることで、トレーニング中の怪我を防止することができます。
理由は『腹圧が高まり、体幹が安定する』から。トレーニングベルトによって、腹筋に自然と力が入るため、重量負荷によって、体幹が崩れることを防いでくれます。
特に、高重量のスクワットやデッドリフトでは『腹圧を高める』という行為が重要になってきます。必ずトレーニングベルトを使用し、トレーニング中の怪我を防止しましょう。
フォームが安定する
トレーニングベルトを装着することによって、トレーニングフォームが安定します。
理由は、トレーニングベルトの装着によって『体幹が安定する』からです。体幹を安定させることは、全てのトレーニング種目で大切です。『お腹の力が抜けていても良いトレーニングメニュー』はひとつとしてありません。
またトレーニングベルトを装着することによって、体幹に意識が向けやすくなることも理由のひとつです。体幹に意識が向くことで、自然とお腹に力が入りやすくなります。
最大挙上重量が向上する
トレーニングベルトを装着することは、心理的な面にも良い影響をもたらします。
ベルトの装着によって『高重量種目での怪我への怖れ』が軽減され、ベストなパフォーマンスを発揮しやすくなるのです。結果、心理的なストレスが軽減されるため、挙上重量が向上する可能性が高まります。
実際に筆者も、ベルト無しではスクワットは行いません。トレーニングベルトをするかしないかでは、トレーニング中の精神面での安心感が違うのです。
トレーニングベルトの種類と選び方

現在、様々なブランドから、数百種類のトレーニングベルトが発売されています。
そんな状況で、特に初心者はどのようにトレーニングベルトを選んだら良いのか分からないはずです。
ここでは『トレーニングベルトの種類と選び方』について解説したいと思います。トレーニングベルトは種類によって、用途や効果に違いがあります。自分に合った種類のベルトを選択することで、より良い効果を得られるはずです。
レザーベルト

最も市場に多く出回っているベルトです。レザーベルトは『ピンホールタイプ』のものが多いのも特徴。3cm間隔ほどで、サイズの調整ができます。
レザーベルトの最大のメリットは『カラダに馴染みやすい』ということ。レザーなので、使用する毎に利用者のカラダに合わせて馴染んでいきます。
またレザーベルトは主に『合成皮革』もしくは『本革』で別れています。それぞれの特徴は以下の通りです。
- 合成皮革・・・値段がリーズナブル。代わりに、耐久性や馴染みは本革に劣る
- 本革・・・耐久性や馴染みは合成皮革より上。ただしお値段は高め
どちらを選択するかは、お財布との相談になりますが、筆者は圧倒的に『本革』をオススメします。「どうせ買うなら、最初から良いものを使用すれば良くない?」という考えです。
ナイロン(ネオプレーン)ベルト

『ビニールナイロン』を素材としたトレーニングベルトです。
ナイロンベルトのメリットは『微調整が可能』であること。ナイロン製ベルトは、マジックテープを使って、体幹を固定するものがほとんど。そのため、ピンホールタイプよりもサイズの微調整が可能です。
またレザーベルトに比べて『安価』で『持ち運びがしやすい』ことも魅力。素材が柔らかいため、カバンの中にも小さく収納がしやすいです。
ナイロン(ネオプレーン)ベルトは、特に『初心者』や『ウエストの細い女性』の方におすすめです。
パワーベルト

レザーベルトやナイロンベルトに比べて『幅が広く、素材が硬い』ことが特徴です。
パワーベルトは『パワーリフティング系競技者』に向けて造られたものでもあります。そのためスクワット・ベンチプレス・デッドリフトの『BIG3』に適したベルトになります。
BIG3以外のトレーニングでは、あまり活用できません。幅が広く素材も硬いため、BIG3以外の種目での使用は、フォームを崩しかねないのです。
『高重量のBIG3のみで使いたい』という人におすすめのベルトタイプです。
おすすめのトレーニングベルト5選
本題である『筆者おすすめのトレーニングベルト』をご紹介していきたいと思います。
ここでご紹介するベルトは、もちろん『実際に筆者が使用した経験のあるもの』のみをピックアップしています。
筆者の経験と知識から「本当に良いベルトのみ」をご紹介するので、ご安心ください。
- ゴールドジム・プロレザーベルト
- ゴールドジム・ブラックレザーベルト
- シーク・ トレーニングベルト2004
- ハービンジャー・フォームコアベルト
- SBD・パワーリフティングベルト
それでは順に解説していきます。
ゴールドジム・プロレザーベルト

筆者イチオシのトレーニングベルトになります。
素材は『牛本革』を使用したレザーベルト。なんと言っても『馴染み』と『耐久性』が抜群に良いです。しっかりと丁寧に使用すれば、余裕で5年以上は使えます。
牛革は使い始めこそかなり硬いですが、使えば使うほどに馴染みが出てきます。筆者は現在『4年目』ですが、かなり馴染んできて使い易いです。
初心者から上級者まで、おすすめのトレーニングベルトです。
・筆者イチオシのトレーニング(レザー)ベルト
・『牛本革』を使用。馴染みと耐久性が抜群
・初心者から上級者までおすすめ
・ネットショップや全国のゴールドジムで手に入る
ゴールドジム・ブラックレザーベルト

『合成皮革』のトレーニングベルトになります。
「そんなに高重量は使わない」「とりあえず安めのベルトが欲しい」という方は、このベルトがおすすめです。
お値段は5,720円(税込)と、レザーベルトの中ではコスパの高い商品になります。『本革』のレザーベルトにはやや劣りますが、耐久性と固定力は十分です。
パワーリフターやボディビルダーのように、数百キロの重量を使わないのであれば、十分なスペックがあります。
・『合成皮革』のレザーベルト
・耐久性と固定力は申し分なし。初心者〜中級者におすすめ
・馴染みは『本革』には劣る
・5,720円(税込)で、コスパ良し
シーク・ トレーニングベルト2004

ナイロン(ネオプレーン)タイプのベルトです。
ネオプレーン系ベルトの中では、最も耐久性と固定力に優れています。背中にフィットするように背幅が広く造られており、フィット感も抜群です。
サイズは『XXS〜XL』まで展開されており、マジックテープ式で微調整が可能。男性はもちろん、ウエストの細い女性でも、しっかりとフィットするサイズ感です。
「ネオプレーンタイプで、品質の高いものが欲しい!」という方におすすめ。
・『ビニール(ネオプレーン)』タイプのトレーニングベルト
・背幅が広く設計されており、フィット感抜群
・ウエストが細い女性にも
・お値段は、ネオプレーン系の中では高め
・品質が高いネオプレーンベルトをお探しの方に
5インチ フォームコア ベルト【ハービンジャー】

ナイロン(ネオプレーン)系ベルトです。
背幅が5cmと広く造られているので、しっかりと体幹を固定することができます。またマジックテープ式なので、サイズの微調整ができるのも魅力です。
お値段も4,000円代で購入可能。初心者で『トレーニングベルト初購入の方』にオススメ。「とりあえず安いベルトから始めたい!」という方にはピッタリです。
筆者も3年間ほど使用していましたが、全くマジックテープもダメになることなく、ベルト自体の耐久性も申し分ありません。
・背幅が5cmと広く、しっかりと体幹を固定できる
・マジックテープなので、サイズの微調整が可能
・お値段が2,000円とリーズナブル
・トレーニングベルト初購入の方にもおすすめ
SBD・パワーリフティングベルト

今回ご紹介する中では、唯一の『パワーリフティングベルト』になります。
パワーリフティングベルトの中では、圧倒的な人気を誇る商品。固定力と耐久性が抜群で、高重量のBIG3をする方なら、コレ一択です。
実際に筆者もこのベルトを使用した時に、ベンチプレスの最高重量を記録しました。
「とにかく最大挙上重量を伸ばしたい!」「BIG3専用のベルトが欲しい」という方におすすめです。
・世界で最も人気のパワーリフティングベルト
・固定力と耐久性が抜群!高重量のBIG3ならコレ一択!
・とにかく最大挙上重量を伸ばしたい方におすすめ
・お値段はかなり高め
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は『おすすめのトレーニングベルト』ということで、筆者がおすすめするトレーニングベルトを5つご紹介してみました。
『ボディビルダー』としての経験と『フィットネス用品店元店長』の知識から厳選した商品をピックアップしたので、トレーニングベルト探しをされている方は、ぜひ参考にしてみてください。
またFitLabでは、読者の方からのボディメイクやジムに関する質問や相談を『無料』で受け付けています。もしご質問やご相談があれば問い合わせフォームからお気軽にお伝えください。
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