アブローラーは効果ない？効果を出すためのポイントを徹底解説

数ある筋トレアイテムのなかでも「アブローラー（別名：腹筋ローラー）」は、非常に人気のアイテムです。

実際に腹筋メニューとして、アブローラーを取り入れている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、アブローラーの効果について詳しく解説します。

さらにアブローラーで効果を出すためのポイントやおすすめのアブローラーも解説するので、ぜひ最後まで閲覧してください。

アブローラーは効果ない？

結論から述べると「アブローラーは効果がない」というのは、全くの嘘であり、誤った情報です。

アブローラーは、腹筋を鍛えるのに適したアイテムであり、十分な効果を期待することができます。

正しいフォーム・頻度・回数でアブローラーを使ってトレーニングすれば、しっかりと腹筋を鍛えることが可能です。

実際にボディビルダーやアスリートも、腹筋を鍛えるためのアイテムとしてアブローラーを使用しており、「効果がない」というのはただの迷信でしょう。

アブローラーで得られる効果

アブローラーで得られる効果は、以下の通りです。

• 腹筋を鍛えられる
• 体幹を強化することができる
• 二の腕の引き締め効果

それぞれ詳しく解説していきます。

腹筋を鍛えられる

アブローラーの主たる効果は、腹筋を鍛えることが出来ることです。

アブローラーでのトレーニングは、腹筋群の上部〜下部まで満遍なく刺激を与えることができます。

上体起こしやレッグレイズでは、腹筋の上部もしくは下部のみに刺激を与えますが、アブローラーは違います。

お腹の上から下まで、強烈な刺激を与えることができるので、より腹筋を効率良く強化することが可能です。

体幹を強化することができる

アブローラーでのトレーニングでは、背中の中心の筋肉である脊柱起立筋にも刺激を与えることが可能です。

背中の筋肉を意識して鍛える人は少ないですが、カッコいいカラダを造るためには背中の発達が欠かせません。

また、脊柱起立筋が弱くなると姿勢の悪化にも繋がります。

アブローラーで腹筋と同時に背中も鍛えることで、姿勢の改善も期待することが可能です。

二の腕が引き締まる

アブローラーでは二の腕の筋肉である、上腕三頭筋も刺激することができます。

アブローラーで意識的に二の腕を鍛える人は少ないですが、上腕三頭筋を鍛える機会が少ない人には非常に有効です。

特に女性の人は、腕の筋肉が男性に比べて付きにくい傾向にあります。

二の腕を引き締めるための運動として、アブローラーを取り入れるのは非常に効率が良いのでおすすめです。

アブローラーで効果を出すためのポイント

アブローラーでのトレーニングで効果を出すためのポイントを解説します。

「アブローラーをしているのに結果が出ない」という人は、ぜひ参考にしてください。

アブローラーで効果を出すためのポイントは、以下の通りです。

• 正しいフォームで行う
• 動作をゆっくり行う
• ダイエットも同時並行して行う

それぞれ詳しく解説していきます。

正しいフォームで行う

アブローラーで結果を出すためには、まず正しいフォームで行うことが重要です。

特に初心者にありがちな間違いが、「回数にこだわり過ぎてしまう」ということ。

「絶対に1セット20回こなさなくては！」という意識があると、回数をこなすことばかりに意識が取られ、フォームが崩れてしまいます。

回数はあくまで目安値とし、正しいフォームで行うことを心がけましょう。

動作をゆっくり行う

アブローラーだけでなく、筋トレは基本的に「ゆっくり行う」のがおすすめです。

アブローラーの場合は「1秒で前に倒れて、2秒で戻ってくるイメージ」で行いましょう。

動作をゆっくりにすることで、怪我のリスクを最小限に抑え、筋肉への刺激を高めてくれます。

筋トレ初心者だけでなく、中級者〜上級者で筋トレに慣れている方も、意識して動作をゆっくり行う様にしましょう。

ダイエットを同時並行して行う

「アブローラーをしているのに腹筋が割れない」と悩み人は多いです。

しかし残念ながら皮下脂肪がお腹に溜まっていると、どれだけアブローラーを頑張っても腹筋は割れません。

そこで、アブローラーでの腹筋トレーニングに加えて、ダイエットを同時並行することをおすすめします。

まずは少しずつ食事制限を行い、ゆっくり時間をかけてダイエットに挑戦してみてください。

アブローラーによくあるQ&A

アブローラーによくある質問をQ&A形式で回答していきます。

これからアブローラーの挑戦を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

アブローラーで腹筋は割れますか？

残念ながらアブローラーのトレーニングだけで腹筋を割ることは難しいでしょう。

腹筋を割るためには、まずは皮下脂肪をダイエットによって削ぎ落とす必要があるからです。

「できるだけ早く腹筋を割りたい！」という人は、アブローラーと同時にダイエットも行うことをオススメします。

腰を痛めやすいの？

アブローラーでは「腰を痛める危険性」があります。

アブローラーで腰を痛めてしまうのは、動作中に「腰を反りすぎる」のが主な原因です。

腰を反りすぎずにニュートラルな状態で動作を行うことで、腰を痛めずにトレーニングすることができます。

毎日やってもいいの？

アブローラーでのトレーニングは毎日行っても構いません。

ただし以下のような状態がある場合には、アブローラーでのトレーニングは避けましょう。

• 筋肉痛が残っている
• 腰に疲労感がある
• 腰痛を患っている

上記いずれかの症状がある場合にアブローラーでのトレーニングを行うと、怪我のリスクが高まってしまうので注意が必要です。

おすすめのアブローラー

最後におすすめのアブローラーを紹介します。

これからアブローラーの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

アブカーバープロ（ハービンジャー）

トレーニングギアブランドの「ハービンジャー」が発売するアブローラーです。

ローラー内にネジが内蔵されており、限界地点まで倒すと、元の位置に戻るのをサポートしてくれます。

自分だけの力で戻ることができない人でも、倒れ込むことなく、膝コロを行うことが可能です。

お値段は5,900円と高めですが、形状にもこだわって作られており、初心者にも使いやすいアブローラーとなっています。

アブホイール（アディダス）

世界的スポーツブランド「アディダス」が発売するシンプルなアブローラーです。

シンプルで無駄のない作りとなっており、初心者～上級者までおすすめできます。

また持ち手部分のクッション強度が高いため、スポンジが劣化しにくいのもおすすめポイントです。

腹筋ローラー（FEELCAT）

トレーニングギアブランドである「FEELCAT」が発売するアブローラーです。

ローラー部分が二輪設計となっており、安定したフォームでトレーニングすることができます。

持ち手のスポンジ分も密度が高いので、柔らかく握りやすいのも魅力です。

まとめ

今回はアブローラーの効果について詳しく解説しました。

アブローラーは正しく行うことで、高い効果を期待できるアイテムです。

アブローラーを使いこなすことで、より高いボディメイク効果を得られることでしょう。

また下記の記事では「アブローラーの使い方」について詳しく解説しています。

興味がある人は、ぜひ下記の記事も閲覧してください。